tokujirouの日記

古来バリアーは「障碍」と表記されました。江戸末期に「障害」が造語されましたが終戦まで人に対して「害」がつかわれることはありませんでした。「障害者」は誤表記です。「碍」の字を常用漢字に加えて「障碍者」に正常化を急ぎましょう。漢字文化圏では「障碍」が常識です。

冊子『碍の字を常用漢字に』をPDFにて配布いたします。(複製・配布歓迎します) https://bit.ly/2OIP0nX

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「碍」と「障碍者制度改革推進会議」-1

新政権の下、昨年12月8日閣議決定により内閣府に「障碍者制度改革推進本部」が設置され動き出しました。本部長は鳩山総理、副本部長が平野博文官房長官と福島瑞穂内閣府特命担当大臣(障碍者施策)です。他のすべての国務大臣も本部の構成員です。 推進本部…

「碍」と佐賀県古川康知事

西から朗報です。佐賀県の古川康知事は2月25日に上京し「障がい者制度改革推進本部」の副本部長を務める福島瑞穂大臣に「障害」表記を「障碍」に見直すよう要望されました。併せて文科相にも文化審議会で改定常用漢字表に「碍」を追加するよう要請、この様子…

「碍」と呼称・表記シンポジウム

2月20日(土)の午後、東京都千代田区平河町の都市センターホテル「コスモスホールⅡ」でシンポジウムが開催されパネリストの一人として参加しました。シンポジウムで壇上に座るのは75歳にしてはじめての体験でした。テーマは「障害者」から「障碍者」へ。さ…

「碍」と白石明彦氏

昨年末来久しぶりの日記です。白石明彦氏は朝日新聞文化部所属の編集委員です。現在文科省(文化審議会)で見直し作業が行われている新常用漢字表の動向も追跡しておられます。 昨年は源氏物語にまつわる大型連載記事「源氏千年」を執筆されました。2002年に…