tokujirouの日記

古来バリアーは「障碍」と表記されました。江戸末期に「障害」が造語されましたが終戦まで人に対して「害」がつかわれることはありませんでした。「障害者」は誤表記です。「碍」の字を常用漢字に加えて「障碍者」に正常化を急ぎましょう。漢字文化圏では「障碍」が常識です。

冊子『碍の字を常用漢字に』をPDFにて配布いたします。(複製・配布歓迎します) https://bit.ly/2OIP0nX

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「碍」と千葉市熊谷市長

いささか旧聞に属しますが、先般「障碍」の表記をめぐって千葉市の熊谷俊人市長のツイートが話題になったようです。熊谷市長の主張は《「障害者」という言葉を「障がい者」と置き換えることには反対、即ち漢字かなの交ぜ書きに反対、なぜなら「障がい」では…

「碍」と馳浩文科相

第三次安倍改造内閣に文科相として入閣された馳浩代議士は「碍」の良き理解者であり「障碍」「障碍者」表記の大の支持者です。私はご入閣の知らせを聞き、書斎で思わず万歳をしてしまいました。「碍」の常用漢字への追加の実現が近いと直感したからです。馳…

「碍」と日本障碍者スポーツ協会

久しぶりに朝日新聞が「障碍」の表記問題を採りあげました。2015年10月2日付朝刊社会面P33です。「Re:お答えします」の欄で《「障害者」と「障がい者」。紙面で二つの表記が混在していました。なぜでしょうか。》との読者の問いに答えた記事です。その中に、…

「碍」と出久根達郎

出久根達郎は直木賞作家です。中学卒業後集団就職で上京し、古書店勤務の後杉並区で古書店「芳雅堂」を営む・・とあります。出久根は5年前の常用漢字の改訂に際して、文化審議会国語分科会漢字小委員会の委員として「碍」の字の追加の是非をめぐり活躍してい…