tokujirouの日記

古来バリアーは「障碍」と表記されました。江戸末期に「障害」が造語されましたが終戦まで人に対して「害」がつかわれることはありませんでした。「障害者」は誤表記です。「碍」の字を常用漢字に加えて「障碍者」に正常化を急ぎましょう。漢字文化圏では「障碍」が常識です。

冊子『碍の字を常用漢字に』をPDFにて配布いたします。(複製・配布歓迎します) https://bit.ly/2OIP0nX

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

碍」と文化庁あて意見

国民の間には常用漢字へ「碍」の字を追加してほしいとの要望が多く昨秋募集されたパブリックコメントに対し86件の意見書が提出されています。この86件の意見書の一通の全文を作成者より匿名を条件に提供を受けましたので以下に掲載します。「碍」の意味も含…

「碍」と推進会議ー5

第5回推進会議での「しょうがい」の表記をめぐる議論を録画でみていてちぐはぐだなと感じました。論点が二つあったことが混乱を招いたのでしょう。すなわち設問は①多数の自治体が「障がい」表記を採用していることなど「障害」の表記が不適当とする意見が多…

「碍」と推進会議-4

3月19日の第5回推進会議で「しょうがい」の表記が議題となりました。そのなかで石偏の「碍」の字が大きくとりあげられ議論の対象になりました。おそらくこの「碍」の字が公の会議の場に現れたのは初めてだとおもいます。その意味で2010年3月19日は記念すべき…

「碍」と推進会議ー3

3月19日の推進会議での「しょうがい」表記の議論がどのようなものになるか大変関心があります。これまでは不思議なことに障碍団体は表記問題には消極的です。法令や条約の表記をどうするかを決めなければならないのに「花より団子」と次元の異なる意見が多く…

「碍」と「推進会議」−2

内閣府に設置された障がい者制度改革推進会議(以下推進会議と略)の様子はメデイアではあまり報道されていません。遅れている日本の障碍者福祉にとって画期的な試みであることは事実であり、もし「コペルニクス的変革(福島瑞穂大臣)」を期待するのであれ…

「碍」とシンポジウムの報告書(記録)

2月20日に「障碍」の表記をめぐるシンポジウムが開催されたことは先に書きました。「障碍」の表記問題は3月19日開催予定の第5回推進会議で議論されることが決まっています。シンポの主催者であるNPO地域精神保健福祉機構が作成した報告書を以下に掲載します…