tokujirouの日記

古来バリアーは「障碍」と表記されました。江戸末期に「障害」が造語されましたが終戦まで人に対して「害」がつかわれることはありませんでした。「障害者」は誤表記です。「碍」の字を常用漢字に加えて「障碍者」に正常化を急ぎましょう。漢字文化圏では「障碍」が常識です。

冊子『碍の字を常用漢字に』をPDFにて配布いたします。(複製・配布歓迎します) https://bit.ly/2OIP0nX

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「障碍」と「傷害」

「障碍」と「傷害」はどちらも「ショウガイ」と読みますが意味は全く異なります。英訳すると「障碍」はobstacleであり「傷害」はinjuryです。このように「読み」は同じでも意味が異なる場合は漢字の表記で両者をはっきりと区別してはどうかと考える次第です…

「碍」と戸田裕之氏

翻訳家の戸田裕之氏がその訳書「時のみぞ知る」でobstacleを「障碍」と和訳されていたので、障碍の表記に関する資料集をお届けしたところ以下のようなご返事を頂戴しました。 拝復 「障碍(害)の表記に関する資料集」をお送りいただき、ありがとうございま…

「碍」と文化庁国語課

障がい者制度改革推進会議の「障害」の表記に関する作業チームが実施したヒアリングに関連して文化庁国語課の氏原主任調査官より提出された資料(障害の表記について平成22年9月6日)を再読してみました。「碍」関連の貴重な資料を沢山ご提供いただいており…