tokujirouの日記

古来バリアーは「障碍」と表記されました。江戸末期に「障害」が造語されましたが終戦まで人に対して「害」がつかわれることはありませんでした。「障害者」は誤表記です。「碍」の字を常用漢字に加えて「障碍者」に正常化を急ぎましょう。漢字文化圏では「障碍」が常識です。

冊子『碍の字を常用漢字に』をPDFにて配布いたします。(複製・配布歓迎します) https://bit.ly/2OIP0nX

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「碍」−中間まとめ

文化審議会は6月7日に川端達夫文科相あてに「改定常用漢字」の答申を実施しました。残念ながら「碍」は追加字種196字の中に含まれませんでしたが、私の主張が否定されたわけではなく、諸般の事情により「保留」されただけで、未だ可能性は充分残されていると…

「碍」と推進会議第1次意見

推進会議は本年1月12日の第1回会議以降ほぼ毎週開催され6月7日の第14回会議では第1次意見のとりまとめが行われました。委員の皆様には毎回4時間の長丁場の会議に加え、その準備も含めると膨大なエネルギーを投下されたことになり深甚の敬意を表します。 「障…

「碍」と「害」−日本の場合

日本の辞書で「碍」と「害」がどのように扱われているかを調べてみました。 偶々芦屋市立図書館で見た漢字字源辞典(山田勝美氏ー中国哲学、上智大、進藤英幸氏ー中国文学、明治大の編著、初版1995年7月20日 角川書店)には以下のように記述されていました。…