tokujirouの日記

古来バリアーは「障碍」と表記されました。江戸末期に「障害」が造語されましたが終戦まで人に対して「害」がつかわれることはありませんでした。「障害者」は誤表記です。「碍」の字を常用漢字に加えて「障碍者」に正常化を急ぎましょう。漢字文化圏では「障碍」が常識です。

冊子『碍の字を常用漢字に』をPDFにて配布いたします。(複製・配布歓迎します) https://bit.ly/2OIP0nX

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「碍」と東俊裕室長

東俊裕氏は熊本市出身の弁護士さんで、障碍者権利条約の関係で国連でも活躍され、推進会議の創設と同時に内閣府の障がい者制度改革推進本部の室長に就任されました。9月のヒアリングで上京の折、推進室でお目にかかりご挨拶しましたが、筆者と同郷ということ…

「碍」告示後1字追加への一歩

12月6日、新常用漢字告示後の初の「推進会議」で「碍の字の常用漢字への追加を検討すべきである」との文言を第2次意見書に盛り込むことが合意されました。 佐藤久夫委員(総合福祉部会長・日本社会事業大学教授)のご発言を受けて藤井克徳議長代理が皆さんに…

「碍」とMr.X

延長戦へ突入するにあたり、どうしてもMr.Xのことを書いておかなければなりません。X氏は首都圏在住で昨年6月に弊ブログにハンドルネームでコメントを頂戴したのが最初の出会い?でした。「碍」の字について造詣が深く、折に触れて貴重な情報やアドバイスを…

「碍」第2ラウンドスタート

改定常用漢字表が6月7日の答申どうり「碍」を追加しない形で11月24日に閣議決定され11月30日に告示されたことで第1ラウンドは終了しました。196字もの多くの漢字が追加されたのに、国民の関心も高く要望も多かった「碍」の1字が「なぜ」という無念さは残りま…