tokujirouの日記

古来バリアーは「障碍」と表記されました。江戸末期に「障害」が造語されましたが終戦まで人に対して「害」がつかわれることはありませんでした。「障害者」は誤表記です。「碍」の字を常用漢字に加えて「障碍者」に正常化を急ぎましょう。漢字文化圏では「障碍」が常識です。

冊子『碍の字を常用漢字に』をPDFにて配布いたします。(複製・配布歓迎します) https://bit.ly/2OIP0nX

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「碍」と東京都馬術連盟

終戦記念日は何回目でも厳粛なものです。 東京の知人より以下のようなメールが届きましたので転載します。戦前の「障碍」表記が今もしぶとく生き残っている例の一つでしょう。 豊田 様先日、乗馬用の鞍に「障碍鞍」と呼ばれる種類が存在することを知り、馬術…

「碍」の文部省による書き換え指導

東京在住の知人に教えてもらったのですが、過去に文部省は「障碍」を「障害」と書き換えるようよう指導した事実があるとのこと。具体的には1956年(昭和31年)に国語審議会は「同音の漢字による書きかえについて」という文書を発表しています。 その文書の冒…

「碍」と「こころの健康政策構想会議提言報告会in芦屋」

遅れている日本の精神保健医療の改革を目指して、長妻厚労相の示唆の下、4月3日に東京の松沢病院で「こころの健康政策構想会議」が発足しました。高水準にある自殺率など「国民のこころの健康の危機」の打開策を国に提言すべく同じ志を持つ90名超の委員が手…

「碍」と障碍表記検討チーム

公用語としての「しょうがい」をどう表記するのが妥当かを検討するため、内閣府に設置されている「障がい者制度改革推進会議」の中に「障がい表記検討チーム」が設けられ、その第1回会議が8月9日に開催されました。検討チームのメンバーは全員、推進会議の委…