tokujirouの日記

古来バリアーは「障碍」と表記されました。江戸末期に「障害」が造語されましたが終戦まで人に対して「害」がつかわれることはありませんでした。「障害者」は誤表記です。「碍」の字を常用漢字に加えて「障碍者」に正常化を急ぎましょう。漢字文化圏では「障碍」が常識です。

冊子『碍の字を常用漢字に』をPDFにて配布いたします。(複製・配布歓迎します) https://bit.ly/2OIP0nX

「碍」と升添知事意見交換会

11月6日に有識者と升添知事との間で意見交換会が開催され、日本社会事業大学教授の佐藤久夫先生が出席、2020年の東京オリンピックパラリンピックでは「障碍」「障碍者」の表記を採用するよう提案されました。漢字圏では全て「障碍」が使用されており「ガイ」に「害」を充当しているのは日本だけです。


以下は11月7日付の日本経済新聞の記事(東京都版)です。反響に期待しています。



《高齢者・障害者 福祉施策を議論 都知事有識者

東京都は6日、高齢者や障害者向けの施策のあり方を巡り、升添要一知事ら幹部と有識者との意見交換会を開いた。

出席者からは「都心に小規模な高齢者施設を増やすため空き家の活用を」「2020年のパラリンピックに向け『障害』の表記を『障碍』に」などの意見が上がった。

都が開催している『福祉先進都市東京に向けた懇談会』の一環で、大学教授や企業経営者らが出席。小規模福祉施設へのバリアフリー規制の緩和や、介護人材を確保するための待遇改善などの要望もあった。

升添知事は『(今後10年の都政の指針として年内にまとめる)長期ビジョンの中にできるだけ盛り込むよう検討していきたい』と述べた。