「碍」と升添知事意見交換会
11月6日に有識者と升添知事との間で意見交換会が開催され、日本社会事業大学教授の佐藤久夫先生が出席、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは「障碍」「障碍者」の表記を採用するよう提案されました。漢字圏では全て「障碍」が使用されており「ガイ」に「害」を充当しているのは日本だけです。
以下は11月7日付の日本経済新聞の記事(東京都版)です。反響に期待しています。
東京都は6日、高齢者や障害者向けの施策のあり方を巡り、升添要一知事ら幹部と有識者との意見交換会を開いた。
出席者からは「都心に小規模な高齢者施設を増やすため空き家の活用を」「2020年のパラリンピックに向け『障害』の表記を『障碍』に」などの意見が上がった。
都が開催している『福祉先進都市東京に向けた懇談会』の一環で、大学教授や企業経営者らが出席。小規模福祉施設へのバリアフリー規制の緩和や、介護人材を確保するための待遇改善などの要望もあった。
升添知事は『(今後10年の都政の指針として年内にまとめる)長期ビジョンの中にできるだけ盛り込むよう検討していきたい』と述べた。